「採用マーケティングの勉強がしたい…」
「採用に関するおすすめの本を教えて!」
と考えているのではないでしょうか?
本記事では採用に苦労している担当者に向けて、採用マーケティングを学べる本を10冊紹介します。
本記事で紹介する本を読んで業務に反映させると、採用活動に失敗しにくくなり、ミスマッチの防止につながるでしょう。
それでは順番に紹介していきます。
目次
採用マーケティングの学習におすすめの本
採用マーケティングの学習におすすめの本を、以下の2冊に厳選しました。
- 採用コンテンツマーケティング
- 人が育つ組織が内緒でやっている「採用マーケティング戦略」
それぞれ何が学べるのかを紹介します。
採用コンテンツマーケティング
『採用コンテンツマーケティング』は、求職者との関係性の構築方法や、自社の社員のエンゲージメントの高め方などを学べる本です。
採用活動においては、企業は自社の強みをアピールし、弱みを隠そうとします。しかし、求職者は企業が出す情報をそのまま鵜呑みにすることは少ないでしょう。SNSやインターネットで企業の評判を簡単に調査できるためです。
その結果、企業が本当に伝えたいことが求職者に適切に伝わらない可能性があります。本書では、上記のような事態を防ぐために、求職者にとって有益な情報を適切なタイミングと手法で伝えるコンテンツマーケティングについて紹介しています。
人が育つ組織が内緒でやっている「採用マーケティング戦略」
『人が育つ組織が内緒でやっている「採用マーケティング戦略」』は、中小企業の人事で初めて新卒採用にチャレンジする方に向けた本です。
本書は人材採用定着コンサルタントの松下純子さんが、翌年に人を採用できないと会社が潰れるという状態から、専門職で新卒6名、中途4名、高卒事務社員5名を採用し、息を吹き返した経験から書かれています。
採用活動に求められるターゲティングやポジショニング、情報発信の方法などが綴られています。具体的にどのような手法を用いればよいかまで丁寧に解説されているため、初心者でもノウハウをすぐに実践できます。
採用戦略を学ぶのにおすすめの本
採用先着を学ぶのにおすすめの本を、以下の2冊紹介します。
- いい人材が集まる、性格のいい会社
- 戦略採用
それぞれ順番に見ていきましょう。
いい人材が集まる、性格のいい会社
『いい人材が集まる、性格のいい会社』は、以下のような人材マネジメントの課題を解決する仕組みを紹介した本です。
- 働き方改革
- ダイレクトリクルーティング
- リファラル採用
本書は採用活動において中小企業やベンチャー企業が、大企業に勝つために書かれました。現在では、人材の獲得競争は激化しています。
優秀な人材ほど福利厚生がよく、給与水準が高い大企業にいきがちです。
しかし、本書では給与や福利厚生で勝てないならば、会社の制度や風土、ビジョンなどの性格をよくする必要があることを述べています。
本書のノウハウを実践すると、求職者は「こんな会社で働きたい!」と思い、優秀な人材の獲得につながります。
戦略採用
『戦略採用』は、外資系企業で独自の戦略的採用面接システムを構築した山崎俊明さんが、各企業に合った採用方法を伝えている本です。
企業ごとの採用基準の作り方や、人材の見分け方、採用面接でやってはいけないことなどを実例を交えて伝えています。
また、本書の最後には「採用の神さま」として有名な元リクルートの小畑重和さんと、元イオン人事部の東海友和さんの特別座談会が収録されています。
採用担当の上流工程から下流工程まですべてを知り尽くした方の考え方やノウハウを知ることが可能です。
企業の人事・採用担当者だけでなく、経営者にも読んでほしい本となります。
求人広告を学ぶのにおすすめの本
採用のために求人広告を学びたいという方におすすめの本を2冊紹介します。
- 上手な求人広告の出しかた―元リクルートのベテラン営業マンが教える、中小企業のための人材採用法
- 失敗しない求人広告の作り方: はじめて求人広告を出す時に読む本
求人広告を出そうと検討している方は、ぜひご覧ください。
上手な求人広告の出しかた―元リクルートのベテラン営業マンが教える、中小企業のための人材採用法
『上手な求人広告の出しかた―元リクルートのベテラン営業マンが教える、中小企業のための人材採用法』は、中小企業の経営者に向けた本です。
広告の出し方や内定者への対応方法などを、新卒と中途にわけて詳細に解説しています。
求職者を集めるには、どのような媒体で、いつ、どのように出すのかが重要だとわかり、採用活動の成功につながるでしょう。
また、読者の悩みを解決するQ&Aコーナーでは、法律的な観点から求人広告への掲載内容について記しています。採用活動におけるトラブルを防ぐことにつながります。
上手な求人広告の出しかた―元リクルートのベテラン営業マンが教える、中小企業のための人材採用法
失敗しない求人広告の作り方: はじめて求人広告を出す時に読む本
『失敗しない求人広告の作り方: はじめて求人広告を出す時に読む本』は、中途採用におけるWeb集客に焦点を当てて、「いい人財」を獲得する方法を解説しています。
本書を読むと、求人広告の媒体を選定する際のポイントや作成するコツ、運用方法などがわかります。
自社の採用活動は誤った方法をしているのではないか?と疑問を抱いている採用担当者は、ぜひ2,000件以上の採用活動に携わった著者・のりさんのノウハウを覗いてみてください。
失敗しない求人広告の作り方: はじめて求人広告を出す時に読む本
中途採用の手法を知るのにおすすめの本
中途採用を検討している方は、ぜひ以下の2冊をご覧ください。
- 採用広報から、スカウト文章、面接術まで 「本当にほしい人材」が集まる中途採用の定石
- 1人採るごとに会社が伸びる! 中途採用の新ルール
中途採用に求められる文章の書き方や面接方法を詳しく解説しているため、採用担当者の悩みの解決につながるでしょう。
採用広報から、スカウト文章、面接術まで 「本当にほしい人材」が集まる中途採用の定石
『採用広報から、スカウト文章、面接術まで 「本当にほしい人材」が集まる中途採用の定石』は、即戦力を採用した中小企業やベンチャー企業を対象にした本です。
著者はマルゴト株式会社の代表取締役・今啓亮さんです。今啓亮さんはベンチャー企業や成長企業を中心に、累計350社以上の採用活動を支援してきました。
本書ではその膨大なノウハウを1冊にまとめています。読んだあとにすぐに実践できる方法が紹介されているので、すぐに即戦力を採用できるようになるでしょう。
採用広報から、スカウト文章、面接術まで 「本当にほしい人材」が集まる中途採用の定石
1人採るごとに会社が伸びる! 中途採用の新ルール
『1人採るごとに会社が伸びる! 中途採用の新ルール』は、求める人材をほしいときに、理想のコストで採用する方法を学べる本です。
著者は株式会社プロッソの代表取締役・牛久保潔さんです。業種を問わず中小から大手企業まで、採用と離職のコンサルティング、採用業務の外注化などの支援をしてきました。
その経験を活かし、本書では中途採用のワークフローを段階的に紹介しています。優秀な人材が見つかる方法や面接・入社までのポイントなどがわかり、採用活動をスムーズに行えるようになるでしょう。
初めての人事・採用担当が読むべき本
ここでは人事や採用担当が初めての方が読む本を2冊紹介します。
- 第2版 はじめて人事担当者になったとき知っておくべき、7の基本。8つの主な役割。
- 人事で一番大切なこと 採用・育成・評価の軸となる「人事ポリシー」の決め方・使い方
順番に見ていきましょう。
第2版 はじめて人事担当者になったとき知っておくべき、7の基本。8つの主な役割。
『第2版 はじめて人事担当者になったとき知っておくべき、7の基本。8つの主な役割。』は、初めて人事になった方の入門書です。
人事の業務内容を図解や書式を用いて解説しています。業務のポイントをわかりやすく紹介しているため、人事の業務内容を簡単に理解できるでしょう。
本書は初めて人事に従事した方の他に、部下に業務をわかりやすく教えたい方にもおすすめです。
第2版 はじめて人事担当者になったとき知っておくべき、7の基本。8つの主な役割。
人事で一番大切なこと 採用・育成・評価の軸となる「人事ポリシー」の決め方・使い方
『人事で一番大切なこと 採用・育成・評価の軸となる「人事ポリシー」の決め方・使い方』では、人事のよくある失敗を紹介しています。
本書は、採用の成功戦略を紹介した本は多々あっても、失敗した戦略は語られにくいという著者の考えの下、生まれました。
本書を読むと、よくある失敗とその原因、人事ポリシーの設定や運用方法などがわかります。採用活動でミスが起きにくくしたい方は、ぜひご覧ください。
人事で一番大切なこと 採用・育成・評価の軸となる「人事ポリシー」の決め方・使い方
採用マーケティングのおすすめの本|まとめ
本記事では採用マーケティングにおすすめの本を10冊紹介しました。
採用マーケティングや戦略、求人広告などのノウハウがわかると、正しい採用の手法がわかり、失敗しにくくなるでしょう。
ぜひ、本記事で紹介した採用マーケティングの本を読んで、自社の求める人材の採用を成功させてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。